時間割エディターで編集
時間割エディターは、生成された時間割を確認・編集するための画面です。 制約違反の確認、手動での授業移動、おまかせ調整・おまかせ修正など、時間割を完成させるための機能が揃っています。
エディターの開き方
Section titled “エディターの開き方”- コマ組みを開く
- 「生成済み時間割」タブを選択
- 最新の「開いて確認する」を押す(以前の生成なら、その日時を選ぶ)
エディター画面は3ペイン構成になっています。
| エリア | 説明 |
|---|---|
| 左パネル | リソース選択(先生・クラス・特別教室)。全体ビューでは非表示 |
| 中央エリア | 時間割グリッド(メインの編集エリア) |
| 右パネル | 調整ナビ(残っている問題と直前の一手の結果) |
左パネル:リソース選択
Section titled “左パネル:リソース選択”左端のアイコンバーから表示するビューを切り替えられます:
| ビュー | 説明 |
|---|---|
| 全体 | 全リソースのカード一覧。名前検索と「問題ありのみ」で絞り込めます |
| 先生 | 教員のカード一覧。個別の時間割を見ているときも、押すと教員一覧に戻ります |
| クラス | クラスのカード一覧。個別表示中でも、押すとクラス一覧に戻ります |
| 特別教室 | 特別教室のカード一覧。個別表示中でも、押すと教室一覧に戻ります |
担当の先生・教室の時間割へ移動
Section titled “担当の先生・教室の時間割へ移動”配置済みの授業カードをクリックすると、そのコマの担当の先生・クラス・特別教室が表示されます。チップを押すと、該当する時間割へ移動します。担当の先生を思い出して左のビューを切り替える必要はありません。
確認が終わったら、画面上部の 「元の表示に戻る」 で元のクラス(または先生)の表示に戻れます。
| 操作 | 動き |
|---|---|
| チップをクリック | その先生・クラス・特別教室の時間割へ移動 |
| Ctrl/Cmd+クリック | 今見ている時間割に並べて追加 |
担当が未定のコマでは、先生への移動はできず「担当の先生が決まっていないため移動できません」と表示されます。
右パネル:調整ナビ
Section titled “右パネル:調整ナビ”右側のパネルは、手直しの「残り・差分」を見る場所です。たたんでレール(件数バッジ)にもできます。先生やクラスを選んでも消えません。
いまの状態(1行)
- 配置件数・未配置・違反・要望
直前の一手
- 動かした授業と、違反が増えたか減ったか
- 新たに発生した違反。悪化したら「戻す」
次にやること
- 最優先で対処すべき問題と、該当箇所へのジャンプ
ルール違反チェック
- 制約違反(赤): 必ず解消が必要
- 要望未達(黄): できれば解消したい
-
移動したい授業をクリック
授業カードがハイライトされます。
-
移動先にドラッグ
配置可能なコマが緑色でハイライトされます。
-
ドロップして配置
マウスを離すと授業が移動します。
移動時の表示
Section titled “移動時の表示”- 緑色: 配置可能なコマ
- 赤色: 制約違反となるコマ
- グレー: 配置不可(既に授業があるなど)
ペア授業の駒(スラッシュ表示)
Section titled “ペア授業の駒(スラッシュ表示)”教育課程表で組んだペア授業(技術と家庭、音楽と美術など)が同じコマに置かれていると、エディターでは 1 枚の駒「音楽/美術」+「交互」として表示されます。A週・B週の内訳は、駒にマウスを載せると確認できます。
- ドラッグすると両方の週が一緒に動きます。 紙のコマ盤で「技/家」を 1 枚動かすのと同じです。
- 片方の週だけ動かしたいときは、駒をクリックして「この週だけ動かす」を選んでからドラッグします。
- 自動生成は、ペア授業を同じコマで交互に置くことを必須にします。両教員の空きが重ならないなど置けないときは、生成が失敗し「ペア授業の同一コマ」が原因として案内されます。手直しで割れた場合は、両方の駒に警告が付き、画面上部に「技術と家庭が別のコマに置かれています」と出ます。自動生成では必須の条件なので、制約違反の一覧にも「隔週ペアのずれ」として数えられます。「家庭を 水曜 3時間目 に寄せる」で 1 クリックで揃えられます。
- 画面右上の A週 / B週 フィルタは、週ごとの確認・印刷用です。編集の既定は「すべて」(1 枚のグリッド)です。
ペア授業そのものの登録は授業の登録を参照してください。
授業の入れ替え
Section titled “授業の入れ替え”2つの授業を入れ替える場合:
- 入れ替えたい授業をドラッグ
- 入れ替え先の授業の上にドロップ
- 確認ダイアログで「入れ替え」を選択
制約違反と要望未達
Section titled “制約違反と要望未達”時間割エディターでは、2種類のルール違反を区別して表示します。
制約違反(赤色表示)
Section titled “制約違反(赤色表示)”必ず解消が必要な問題です。制約違反があると、その時間割は正式に使用できません。
| 違反例 | 説明 |
|---|---|
| 教員の重複 | 同じ教員が同時間帯に複数の授業を担当 |
| 勤務不可時間違反 | 勤務不可に設定した時間帯に授業が配置 |
| 連続授業超過 | 連続授業の上限を超過 |
| 教科の全クラス統一の違反 | 全クラスで同じ時間にそろえる教科が、クラスによって別の時間に配置 |
| 学年団の空き先生不足 | 学年団で空いている先生が、決めた最低人数を下回る |
| 教科の時間帯の違反 | 教科の授業が、決めた時間帯の外に配置 |
| 隔週ペアのずれ | 隔週で交互に行う 2 教科が、同じ時間の A 週・B 週に分かれていない |
| 交流及び共同学習のずれ | 交流及び共同学習の授業と、交流学級の同じ教科の時間がそろっていない |
エディターの制約違反は、自動生成と同じルールで判定します。自動生成で作った時間割を手で動かして崩したところだけが違反として表示されます。アーカイブした先生・クラス・授業を含むルールは、自動生成と同じく判定に使いません。
要望未達(黄色表示)
Section titled “要望未達(黄色表示)”できれば解消したい問題です。要望未達があっても時間割は使用できますが、より良い時間割を目指す場合は対処を検討してください。
| 未達例 | 説明 |
|---|---|
| 配置希望時間外 | 希望した時間帯以外に授業が配置 |
| 均等分散の未達成 | 授業が週の一部に偏っている |
| 曜日集約の未達成 | 授業が希望曜日に集約されていない |
おまかせ調整(全体)
Section titled “おまかせ調整(全体)”全体をおまかせ調整は、ロックしたコマを固定したまま制約違反を自動で解消する機能です。
おまかせ調整の使い方
Section titled “おまかせ調整の使い方”-
画面上部の「全体をおまかせ調整」ボタンをクリック
-
動かしたくないコマをロック
クラス単位・教員単位・曜日単位でまとめてロックできます。
-
「おまかせ調整を開始」をクリック
未保存の変更があるときは「保存しておまかせ調整を開始」と表示されます。
-
調整結果を確認
移動されるコマの一覧と、解消される違反数が表示されます。
-
「変更を適用」で確定
ロックの選択軸
Section titled “ロックの選択軸”| 選択軸 | 説明 |
|---|---|
| クラス | 特定クラスの時間割を固定 |
| 教員 | 特定教員の時間割を固定 |
| 曜日 | 特定曜日のコマをすべて固定 |
おまかせ調整が解を見つけられない場合
Section titled “おまかせ調整が解を見つけられない場合”ロックしているコマが多すぎると、制約を満たす配置が見つからない場合があります。 その場合は以下を試してください:
- ロックするコマを減らす
- 制約ルールを見直す
- 手動で一部の違反を解消してから再実行
おまかせ修正(インライン)
Section titled “おまかせ修正(インライン)”授業を動かして制約違反が出た直後、画面下部におまかせ修正の提案が出ることがあります。近くのコマの入れ替えで解消できる場合、「適用」でワンクリック反映できます。
- あなたが動かしたコマは原則として動かしません
- 近くでは解消できない/時間切れのときは、「全体をおまかせ調整」への導線が出ます
細かい手直しのあとに、まずおまかせ修正を試し、足りなければ全体のおまかせ調整へ進む流れが効率的です。
時間割の確定
Section titled “時間割の確定”時間割が完成したら、「確定」することで正式版として運用できます。確定すると、授業時数ダッシュボード・授業変更・代打などの運用機能が使えるようになります。
確認ダイアログやヘッダー付近に「確定すると使えるようになる: 授業時数の進捗・ペース差 / 授業変更の記録 / 代打候補の検討」といった案内が出ます。
-
画面上部の「確定」ボタンをクリック
-
確認ダイアログ(「本当に確定しますか?」)でサマリーを確認
配置率、未配置数、制約違反数が表示されます。
-
「確定する」をクリック
-
完了ダイアログで「授業時数ダッシュボードを開く」を選ぶ(任意)
Excel出力やルールブックへの導線は副アクションとして残ります。
確定前のチェックポイント
Section titled “確定前のチェックポイント”- 配置率が100%になっているか
- 制約違反が0件になっているか
- 未配置の授業がないか
確定と授業時数の一本線
Section titled “確定と授業時数の一本線”授業時数・授業変更・代打の画面でまだ確定時間割がない場合、EmptyState に「確定後のイメージ(サンプル)」と、確定/取込後にできることの案内が出ます。確定(または Excel 取込後の確定)が、運用画面への入口です。詳しくは授業時数ダッシュボードを参照してください。
- まず制約違反を解消: 赤い警告を優先的に解消
- おまかせ修正・おまかせ調整を活用: 手直し直後はおまかせ修正、広い再配置は全体をおまかせ調整
- 全体ビューの「問題ありのみ」: 違反のある先生・クラスだけに絞る
- 細かい調整は後から: 大きな移動を先に、細かい調整は後で
エディターでの変更は自動保存されます。 画面を離れても変更内容は保持されます。
複数の編集者が同じ時間割を開いているとき、先に保存した内容が後の保存で消えることはありません。ぶつかった場合は画面上部に案内が出るので、最新を読み込むを押してください。読み込むと、相手の保存内容に置き換わり、手元の未保存の変更は取り消されます。
画面上部には、最後に保存した人の名前と経過時間(例: 「田中 · 3分前」)も表示されます。
同じ時間割を開いている人
Section titled “同じ時間割を開いている人”自分以外の管理者が同じ時間割(または同じコマ組み)を開いていると、画面上部の状態表示のそばに、その人の頭文字を丸で囲んだアイコンが出ます。アイコンにマウスを重ねると名前が表示されます。コマ組み一覧・コマ組み詳細にも同じアイコンが出るので、開く前に「いま誰かが作業中か」がわかります。
同じ時間割を 2 人以上で開いているときは、手元に未保存の変更がなければ、相手の保存内容が数十秒以内に自動で画面に反映されます。未保存の変更がある間は反映されず、保存のときにぶつかれば上の案内が出ます。
- 表示されるのは時間割の管理者だけです。閲覧のみの方は表示されず、表示もされません。
- タブを閉じたり別の画面(ルール・教職員など)に移ると、90 秒以内にアイコンは消えます。
次のステップ
Section titled “次のステップ”- 授業時数ダッシュボード - 確定後の時数進捗・授業変更・代打
- ルール設定 - ルールを見直して再生成
- 印刷とエクスポート - 完成した時間割を共有
